「クレジットカードの現金化」は、これまで、借金の返済に行き詰った人が、
最終的にとる羽目に陥ることがある最悪の手段、だったのですが・・・

昨今では、盗難や紛失などで手に入れたクレジットカードで手軽に「プリペイドカード」を購入し、
本体のクレジットカードは手放す、というようなやり方もあるのですね。

そういえば、昔と比べて利用できるプリペイドカードの種類は増えています。
Amazonギフトカードや、GooglePlay、iTunesなどさまざまなプリカを、
コンビニでかんたんな手続きで購入できてしまうので、
昔よりも、クレジットカード紛失のリスクは高まっているかも。

コンビニはそういう面では、バイトさんが多いという意味でもセキュリティが弱いですね。

いつも店舗を管理している人なら気づくようなことも、
バイトさんでは気づけないこともあるでしょう。

物騒なのはいつでもそうですが、
プリペイドカードがまさに発達してきている時代、用心しなくてはならないですね。

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一昔前であれば、コンビニで8万円も買い物するなんてほぼ不可能ではあったが、最近はiTunesやGoogle play、App Storeなどで使う1枚5000円ほどのカードを購入すれば、たやすく達成できる金額である。事実、I氏が被害にあったケースでも、その手のカード代金の支払いに悪用されていた。入手したカードは、ヤフオクなどオークションサイトで売買されているところから、現金化は容易いのだろう。

 カード会社の対応から優劣を比較するというのは本稿の主旨ではないため会社名は伏せるが、コンビニでの高額な買い物にいち早く疑問を感じてI氏に連絡をしたカード会社Xの広報部に問い合わせてみた。

(日刊SPA! 2014年6月4日)
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