「指紋認証システム」は、ノートパソコンの開閉などに使われているのをみたことがありますが、
それ以外で活用されているのは現実にはあまりみたことがありません。

ドラマや映画で銀行の金庫をあけるときくらいでしょうか。

イオン銀行では今度、店頭手続きやATM利用で、
顧客の本人確認を「指紋生体情報」だけで行うしくみを実証実験はじめるそうですね。

これが確実なものであれば、
何も証明するものを持ち合わせていなくても、
その人の体自体で個人を確認できることになって、
とても便利でかつ安心だと思います。

ただやっぱり、これだけというのは心配かも。

何か別な認証方法と組み合わせて、
セキュリティ面を向上させたほうがいい気がしますね。

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このたび、イオン銀行が実証実験を行う「指紋認証システム」は、指紋を登録すれば、キャッシュカードや暗証番号・印鑑・本人確認書類などを一切持参することなく「手ぶら」で来店し、店頭窓口やATMに設置された専用端末に指でタッチするだけで銀行取引を行うことができるもの。指紋は「終生不変」「万人不同」とされ、誰でも簡単に登録できる複製不可能なものであり、なりすましの防止など銀行取引上の安全面でも優れたものとなるという。加えて、災害時の緊急避難の際にキャッシュカードを持ち出すことができない場合でも銀行取引が可能であり、社会的な意義も高いものとなるとしている。

(マイナビニュース 2016年1月4日)
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